LANをインターネットに接続するには幾つかの方法が考えられます。ここではNTTのINSネット64(ISDN回線)を使ってプロバイダーに接続する方法を紹介します。実際の接続用機器にはISDNルータ(RTA50i)を利用します。※ここで説明する対象はWindows95,98を使った、SOHOや小規模事務所(10人ぐらいまで)でのネットワーク構築を想定しています。
実際の接続はこんな感じです。
一般電話回線をアナログ回線と言うのに対しISDN回線をデジタル回線とも言います。この回線は、同時に2回線を使うことが可能です。例えば1の回線で電話をしながら、2の回線でインターネットをするといったぐわいです。現在、一般回線をお使いでしたら、これをISDN回線に変更できます。工事はNTTの局内切替えだけで、NTTからのケーブルは今までのままです。ただ電話として使う場合「DSU」と「TA」と言われる機器が必要になります。最近の「ISDNルータ」は、この「DSU」と「TA」及び「HUB」の機能を全て内臓しているものが主流ですのです。実売価格は、¥40,000弱ってとこです。申し込みは
NTT東日本のISDNホームページ http://www.ntt-east.co.jp/ISDN/
NTT西日本のISDNホームページ http://www.ntt-west.co.jp/ISDN/
を参考にしてください。
プロバイダーとはインターネット接続サービスを提供している会社のことで、現在数千社が存在します。 どのプロバイダーにするかのポイントは1.サービス内容や料金体系。よく比較検討しましょう。
2.アクセスポイントの場所。アクセスポイントとは実際に電話を掛ける先のことでここまでの電話代はNTTに払う事になります。なるべく近いポイントを確認しましょう。
3.ビジー率。回線への繋がりにくさ。
4.バックボーン。どれだけ回線容量を持っているかです。※と言っても、どのプロバイダーがいいかなんて、なかなかわかりません。難しく考えず取り合えず適当に決めましょう。サービスや料金もどんどん変わっています。プロバイダーは固定せず、どんどん変えてもいいのではないでしょうか?
プロバイダー一覧(有名どころ?)
ASAHIネット BIGLOBE NEC DION DDI Hi-HO Panasonic InfoSphere InfoWeb JP.AOL.COM AOL JustNet ジャストシステム MSN Japan MicroSoft NIFTY SERVE 富士通 OCN NTT ODN 日本テレコム People IBM 他 So-net Sony TOKYO INTERNET ぷらら リムネット
まず、重要なのがネットワークの設定です。 「スタート」「設定」「コントロールパネル」「ネットワーク」を開きます。「ネットワーク設定」タブで「TCP/IP ->(イーサネットカード)」をダブルクリックし「TCP/IPのプロパティ」を開きます。「IPアドレス」タブで「IPアドレスを自動的に取得」にチェックが付いている事を確認します。もし無いときは、「追加」ボタンを押し「ネットワークコンポーネントの選択」ウインドウの「プロトコル」をダブルクリックし「ネットワークプロトコルの選択」ウインドウの「Microsoft」「TCP/IP」を選択し追加します。
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ISDNルータ(RTA50i)の設定には幾つかの方法が有りますが、まずは一番簡単な方法で設定してみましょう。 最近のISDNルータにはブラウザを使って設定できる機能が付いています。アドレスに直接「http://192.168.0.1」と入力し、後は指示に従って設定をします。(今回は端末型接続で設定します。)
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と言った感じで、簡単に設定できます。ここまでの設定には色々な内容が自動的に付加されています。 実際の設定を「Telnet」で見ると
(01) # RTA50i Rev.3.03.29 (Thu Apr 1 22:11:19 1999)
(02) # MAC Address : 00:a0:de:06:49:7e
(03) # Memory 4Mbytes, 1LAN, 1BRI
(04) login password *
(05) administrator password *
(06) ip filter 1 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn *
(07) ip filter 2 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn
(08) ip filter 3 restrict * * tcpfin * www,ftp,nntp
(09) ip filter 4 restrict * * tcprst * www,ftp,nntp
(10) ip filter 100 pass * * * * *
(11) ip lan address 192.168.0.1/24
(12) ip lan routing protocol none
(13) ip lan secure filter in 1 2 100
(14) pp select 1
(15) isdn remote address call 0123456789
(16) isdn call block time 15
(17) isdn disconnect policy 2
(18) isdn forced disconnect time 32400
(19) ip pp route add net default 1
(20) ip pp secure filter out 3 4 100
(21) nat use on
(22) nat masquerade on
(23) pp auth accept pap chap
(24) pp auth myname user1 *
(25) ppp ipcp ipaddress on
(26) pp account threshold 10000
(27) pp enable 1
(28) provider set on 1 provider1
(29) provider dns server 1 10.11.12.13 10.20.30.40
(30) provider select 1
(31) dhcp service server
(32) dhcp scope 1 192.168.0.2-192.168.0.254/24
(33) dns server 10.11.12.13 10.20.30.40
(34) dns private address spoof on
(35) analog supplementary-service pseudo call-waiting
ホストに対してIPアドレスを付ける方法に、固定的にIPアドレスを付ける方法とIPアドレスを一元的に管理するDHCPサーバをLAN上に設置し、ホストは起動時にDHCPサーバから自動的にIPアドラスを取得する方法があります。Windowsの場合ネットワーク設定のTCP/IPプロパティで、どちらにするか設定します。
確かにDHCP機能はいちいちIPアドレスの設定する必要が無く便利です。また、最近のISDNルータはこの機能を標準で持ってるものが多いようです。SOHOのような小さなネットワークで使うのには大変優れています。しかし、ある程度以上のネットワークになると、どうしてもトラブルも発生しますし、ネットワーク管理の必要性が出てきます。ホストが数十台、あるいはセグメントが複数になる場合はやはり固定IPアドレスにしておいた方が無難なようです。
DHCPの問題点
・IPアドレスが都度変わるので、ネットワークトラブル時、どのホストが問題なのか原因を探りにくい。
・DHCPサーバがダウンするとネットワーク全体が止まってします。