2008年の振り返り
いまさらながら2008年を振り返っておこう。前回にもやっていたのでまずはこの日記へのアクセス状況のまとめから。
2008年一年間でのこの日記のページビューは63,739だった。サイト全体で82,133なので77.6%が日記へのアクセスということになる。日記へのアクセスのreferrerを見ると80%以上が検索エンジンからのたどったもの(Google:Yahoo = 5:3)だが、どうも減少傾向にあるようだ。ということはつまり全体的にも減少傾向にある。日記に書いている内容はそれほど変わっているわけではないと思うので、更新があまりできていないからということなのかな。
2008年の記事の中でアクセスが多かったものを五つ抜き出してみると以下のようになった。
- ぐぅぱぁネコ ミーヤ - 単に写真集が出ていたというだけの記事だった(申し分けない)。テレビってすごい。
- Rails 2.0.2とRuby 1.8.7のString#chars - Rails 2.0でRubyに拡張を加えているのがぶつかってしまったという話とその回避方法。最近のRailsでは回避が組み込まれているのだったかな。
- mod_substitute(Apache 2.2)、Apache 2.2のmod_headers - 二つのモジュールの使い方。検索キーワードによるとそれぞれについてのアクセスがあった様子。
- チャーミングセール - 春のチャーミングセールに行ってきたときの記録。kaorisに行ったよと書いてる。
- Passenger (mod_rails) 1.0.1の動作、Passenger (mod_rails) 1.0.1を動かしてみて - Passenger 1.0.1のコードを読んだり動かしてみたりしたときの感想。
一年間の活動その他はどうだったか。
前回の振り返りでは英語と文章書きを十分に出来ていないと反省していたが、2008年もあまり出来ていない。特に英語は……。まとまった文章はWEB+DBのバックアップ記事を一本書いたきりになってしまった。本業のほうでもう一本書いたが、それを入れても50ページ分くらいだろうか。少ない。ただ、バックアップ記事はしばらく前から書きたいと考えていたネタだったので、それを書けたのは良かった。
本業のほうでは良いことも悪いこともあった。悪いことのほうで、行き違いのようなことを起こしてしまったのが悔やまれる。リカバーを考えたりもしたが、状況を把握できたころにはずいぶん時間が過ぎてしまっていて、どうにも手を出せなかった。どちらも大きな反省点だが、どちらかというと特にリカバーできなかったのがマズい。良いことは、新たな人々と仕事が出来たこと。
仕事とプライベートの中間的な目標の一つとして今度こそはと思っていたのがイベントや勉強会などへの参加だが、そうした人の集まるところにまたも出掛けないまま過ごしてしまった。
本はまずまずいつも通りに読んだ。技術書とかビジネス書も読んではいるのだけど、部分的に読むことが多いのでここにはあまり書いていない。
そんな中、変な言い方だが、つい通しで読んでしまったのは
サーバ/インフラを支える技術[rakuten]。バックアップ記事を書くときに参考になるかもなと立ち読みをしていて、そのまま買って帰り、ひろい読みをするつもりで目次を見ながらパラパラやっていたところ、結局そのまままるまる読んだのだったと思う。書名の通りサーバ運用のためのヒントを詰め込んでいるわけだが、この手の話題は具体的な運用環境に依存した部分をうまく切り離すのにけっこうな手間がかかる。そこのところをとてもうまくやっつけていて、記事の参考にはしなかったのだけども、読んでいて面白い本だった。
他に良かったのは
最強の集中術[rakuten]。書名はちょっとうさんくさい。が、とにかく最高度に一点集中するための方法を説くのではなく、仕事内容に対して適度な集中度合いの集中を得るための方法を説くという内容。集中しすぎてもダメというのになるほどなと思った。
そのような話題の中で、つい取り掛かるのを先延ばしにしてしまったり、しめ切りが見えてきてようやく取り掛かるといった行動への考察がある。本書によると、それは単に面倒だからというのではなく、不安で緊張し過ぎているためである。よって、その時に必要なのは緊張を解く方策であり、よりはっぱをかけるような行動はかえってマイナスになるかもしれない、となる。鵜呑みはできないにしても、ある種のあきらめを得てからするすると進むという経験はたしかにあって参考になった。
あともう一冊、
ベストパートナーになるために[rakuten]という、これも少しうさんく思えなくもない本も良かった。この本では男女間でのすれ違いを回避するヒントを示している。男女の考え方や感じ方はまったく違うというところを出発点に、ではどのように違っていて、何をすれば良く、何をしてはならないのかを説明する。
前半では両性についての思考の方針を解説している。男性の考え方や感じ方について、自分自身にあてはめても納得(または共感)できるところがかなりあった。女性についての記述は想像するほかないが、彼女らの言動の裏にあるポリシーを説明とまではいかないまでも、いくらか想像できそうな気がしなくもないとは思えた(といっても私自身のサンプル数は小さいのだが)。ただ、後半は様々な場面でのHOWTOのような内容になっていて、前半での説明を解きほぐしているのだろうけれども少々くどい感じがした。続巻のベストフレンド・ベストカップル[rakuten]も読んだが、同じような構成でやはり前半は良いが後半はいまひとつで、かつ、ベストパートナー〜との重複も少なくないように思った。
まんがについては年末に書いた通り。
amazonでの売上げはRubyおよびRailsで占められてしまった。しかも直接紹介したものはそんなにない。今回初めて書籍以外がトップ10に入ってきた。ちょっと意外だった。
- プログラミングRuby 第2版 言語編(15)
- たのしいRuby 第2版(9)
- プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編(7)
- プログラミングRuby 第1版(6)
- 初めてのRuby(5)
- Rubyデスクトップリファレンス(5)
- Rubyを256倍使うための本 邪道編(4)
- Zライト Z-999 B ブラック(3)
- Rubyist Magazine出張版 Ruby on Windows(3)
- Ruby Way第2版(3)
- たのしいRuby 第1版(3)
- Rubyを256倍使うための本 極道編(3)
プライベートで良かったのは、いくつか新しいお店を見付けられたこと。関内のcafe guinho、黄金町のマイノリティーズコーヒー、鎌倉のLifeなんかがヒットかな。よくいったのはkaorisだったと思う。旅行には一度行っただけだった。年末あたりに温泉に行こうという気持ちはあったのだけど、仕事のスケジュール的にちょっときつくなってしまっていてダメだった。そういえばトリエンナーレにも行かなかった。行くチャンスはあったんだけどなあ。
内面的には、ある意味、自分の振り返りを繰り返した一年だったように思う。でも手順も効率もよくなくて疲弊しただけだったかな。悩んだだけかも。先のこと、たとえていえば「十年後の私」のようなことは考えないのだけど、それでもいくつかのことは考えておかねばならなかったんだなと実感した年でもあった。
最後に今年のねらいを考えてみる。
英語と文章というのがまず思いうかぶ。が、前者については正直、接し方や目的が定まっていないので、そこから考え直さないとならない。先延ばしになってしまわないよう注意しながら。後者にはおおまかに二つの面がある。技術系の記事については文章表現面でのねらい・目標を設定して書くようにしたい。それ以外の部分についてはある程度の分量を書いておきたいし、ともかく書き始めることを考えたい。
何かのイベントに参加しようと思う。その際、目的を事前に考えるようにして「ただ居ました」とならないように。とは言うものの、ブランクがあるので一回は何も考えずに行くべきだろうかとも思う。その上で、必要(需要)がありそうならイベント企画も考えてみたい。
仕事のペースややり方が少し変わるかもしれないのでそれに備える。ただ、読めないところなので現時点ではあまり具体的に考えられないかもしれない。
その他、細いところではraw現像できるようにする。それに必要な知識を入れる。アレンジコーヒーに手を出してみたい。腕の具合いもそう悪くないのでもっと自転車に乗ること。定期的、スケジュール的にマッサージ(と散髪)に行く。デジタル一眼をそろそろ。芸人ライブを見に行く・行きたい。でもチケットとれないのよね。一回は(できれば二回以上)旅行に行く。少し離れたところがいいかな。などなど。
今年一年よりも少し長い期間でのことになるが、感情の重心がどうもかたよっているのでなんとかしたいなんてことをこの正月に考えていた。あと喜ぶのが下手なのでそれもどうにかしたい。引きすぎている・乗りすぎているというようなことなのだろうか(よく分からない)。これらはぼちぼち考えていこう。
2008年のまんが
2008年一年間のなかで印象に残ったまんがを挙げてみる。といっても本棚をひっくり返したりはしていないので、目に入るタイトルにつられているかも。もう少しあった気がするのだけど。
そのいち
まず、今年に入ってから出会った(と思われる)まんが家さんの作品から(敬称略)。
天堂きりん - 恋愛アナグラム
店頭で見掛けて好みの絵にひかれて買った。親の離婚から始まる幸せとはいえない境遇を生きる女性の話。どうしても負のフィードバックがかかってしまう、あるいは自らかけてしまう彼女の生を描いている。
続けて性春のキズナも買った。
長谷川スズ - リカってば!(1)〜(3)
体育会系サバサバな女性とそつなくこなすものごし軟らかな男性とが想ったり想われたりしつつも、どうしても位相が合わないという話。二人とも「できる」人でありながらもダメな人で、そのダメっぷりが魅力。斜めから見守る友人も魅力。こういう脇役が出てくる話に弱い。
リカってば!(1)[rakuten]
リカってば!(2)[rakuten]
リカってば!(3)[rakuten]
宇仁田ゆみ - マニマニ、アカイチゴシロイチゴ
一続きのストリーがあるわけではなく、相互にゆるく関係し合う女性たちの、それぞれのある日常が切り取る。言動や気持ちのゆらぎやその振幅をとらえている。悩んだりそねんだりがありながらもカラッと明るい。以前ちょっと書いた。
このあたりから始めて、他著もけっこうそろえた。
マニマニ[rakuten]
アカイチゴシロイチゴ[rakuten]
ナヲコ - voiceful、からだのきもち、なずなのねいろ(1)
これもどちらかというと絵にひかれて。作品ごとにテーマがずいぶん違うのだけど、どこかゆがんだ人や場をうまく扱っているように思う。しっとり、しんみり。
voiceful[rakuten]
からだのきもち[rakuten]
なずなのねいろ(1)[rakuten]
カネコマサル - ふら・ふろ(1)
アパートの管理をまかされている女性二人が日がないちにちぼーっと過ごす。特別なような特別でないような日々。面白いと思うのだけど、どのように面白いかをうまく伝えられる気がまったくしない(あ〜る系の部活まんがにトーンが似てるかも)。
ざら - ふおんコネクト!(1)〜(2)
以前書いた通り。
アサミ・マート - 木造迷宮
以前書いた通り。
そのに
次。すでに読んでいる作品の今年出た続巻や読んだこのある人の今年の新刊。
麻生みこと - そこをなんとか
以前書いた通り。
辻灯子 - ただいま勉強中(1)、ふたご最前線(5)
前者は田舎の女子高生のかなりほのぼのとした学園(?)生活を描く。後者は男女の双子とその家族の日々のやはりほのぼのを描く。ほのぼのというよりもまぜっかえされたといったほうが良いのかも。この人の作品も面白さを伝えにくい。
ただいま勉強中(1)[rakuten]
ふたご最前線(5)[rakuten]
TAGRO - 変ゼミ(1)
ここまでに挙げたなかではかなり異色。ヘンタイを扱ったまんが。エログロとかはない(ちょっとエッチくらいはある)けれども、ヘンタイ描写にはことかかないのでダメな人はダメだと思う。その分、はまる人ははまる…… かなあ?
シギサワカヤ - 溺れるようにできている。、ファム・ファタル
「ハートフルがっかり」まんが。これにつきる。誰しもダメなところをかかえているもの。ダメなところをかくしたり、カバーしたり、ダメ主導で動いてしまったり、そんな人たちのお話。
溺れるようにできている。[rakuten]
ファム・ファタル[rakuten]
鈴城芹 - 家族ゲーム(3)〜(5)
ゲーム雑誌かその周辺雑誌で連載されている四コマまんが。といってもゲームセンターあらしのようにゲームそのものが本筋になっているのではなく、一家そろってゲーム好き家族とその友人知人のあれやこれやを描いているほのぼのまんが。ゲームを楽しむ様子についつられるのでこれを読むとゲームをしたくなる。
電撃4コマセレクション立ち読み屋で各巻の一部を立ち読みできる。
家族ゲーム(3)[rakuten]
家族ゲーム(4)[rakuten]
家族ゲーム(5)[amazon]
冬目景 - イエスタデイをうたって(6)
この中ではおそらく最も有名な作品。早く続きを、と思うのだけど、ゆっくり描いてもらったほうが良いかしらとも思う。
そのさん
最後に雑誌で追いかけている作品。なかなか雑誌で追いかけるところまでは出来ないのだけど、いくつかあるのでその中から。
秋★枝 - ワンシーン
「純真ミラクル100%」もあるけどこの「ワンシーン」や著者サイトにある伊藤さんシリーズがやっぱり好き。「ワンシーン」はまんがタイムファミリーの偶数月号に数ページずつなので、そうそう単行本にはならないだろうなあ。
仙石寛子 - 赤くない糸、他
コミックエール!に連載中。先生生徒とか姉弟とかでちょっと難のある男女の恋を描く四コマまんが。ギャグでもなくシリアスでもなく、心情の変化を追いかけるような作品が多いように思う。単行本はまだだったと思うけど、著者サイトにある4コマで雰囲気をつかめる。
岩崎つばさ - みねちゃんぷるー
まんがタウンで連載中。30ガールがきっかけで好きになったのだけど、なかなか単行本が出てくれない。先日も別の連載でくやしい思いをしたので、今度は追いかけてみようかと思えいるところ。まだ一回目までで年明けに二回目。
ラ・メゾン・デピス サロン・ド・テでお茶
そばを食べたあと、元町→山下公園→ワールドポーターズと移動して、日用品を少し見たあとラ・メゾン・デピス サロン・ド・テで一休み。いちじくのパウンドケーキがおいしそうだったので中国茶セットと、ナッツやドライフルーツを使ったタルトをたのんだ。
パウンドケーキの生地はひかえめな味付けでいちじく由来の甘みが良い具合い。温かさもあいまってか軽くて後に残らない。いちじくと表面のけしの実(かな?)のぷちぷちの食感も良かった。セットのお茶は台湾の烏龍茶にした。パウンドケーキが良い香りを放っていたが、それにも負けない良い香りだった。タルトはナッツにカラメルでオーソドックスなものだったが、おかしな甘さはなくてこちもらおいしかった。
ワードポーターズと赤レンガの間にあった空地はしばらく前から囲われていたわけだが、今日見てみたら何やらブースのようなものが建設されていた。150周年イベントの何かになるのだろうか。
年越し蕎麦的なもの
人気のなくなった街中を自転車でぷらぷらしてみようと思い、スタート地点兼昼食ポイントにしようとkaorisに行った。ランチを食べる気まんまんだったのだけど、すでにお休み入ってしまっていた。残念ながら営業日程が変わってしまったようだ。そんなわけでそのすぐ隣にあるそば屋さんの「まつむら」へ。
表では持ち帰りのそばを売っていて、尋ねてみると店内は通常通りに営業しているとのこと。ちょうど満席だったものの五分かそこら待っているうちに席があいた。寒かったので温いそばを二つたのんだ。思いもよらず年越しそば的なものを食べることができた。
元町の人出はいつもよりも少なかったが、想像していたほどではなかった。普段の平日くらいの感じかな。
久しぶりの新横浜
IKEAに行くというのでいっしょに行ってきた。込んでいるよと聞いていたので覚悟していたのだが、さすがに年末にさしかかっているためなのかそれほどでもなかった。子供用品エリアでは歩みが遅くなったものの、それ以外なら少なくとも通路は自分のペースで歩ける。
品物の感じは聞いてイメージしていた通り。しっかりした組み立て物。値段も相応かなというところで、ただ、サイズ展開で小回りが効かないという感じがした。というわけで、見るところはそれなりに見ながらじっくり廻ったつもりだけれども一時間ちょっとだった。新横浜駅との行き来で30分ほど。
その後、新横浜の駅ビルにあった洋食キムラで昼食をとった。バンバーグとポークカツ。野毛のお店に行ったのもずいぶん前のことで、何を食べたのかもう一つ覚えていないというくらい。だがこれらは食べたことがなかったなと。お土産を少し見て買って、帰ってきた。途中、横浜の高島屋に立ち寄ったところ、こちらはなかなかの人出であった。あそこの地下はずいぶんと狭いので余計にそう感じる。

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