
<再現問題は、どんたくアカデミー「問題アップキャンペーン」で集められたものです。>
〔問題2〕介護保険制度について正しいものを3つ選びなさい。
1 社会保険方式により給付と負担の関係が明確である。
2 要介護状態が加齢による原因のみが保険給付される。
3 要介護状態の軽減と予防を重視する。
4 居宅介護サービスの多くは,非営利組織・民間企業等を含めた多様な事業者によっ
て行われる。
5 介護の負担を軽減するために在宅より施設入所を重視する。
解答 1・3・4
税法式に比べ、社会保険方式は負担と給付の関係が明確化されます。被保険者にな
ると保険料を負担する必要があります。今後の負担増にも理解が得られやすいという面
もあります。
保険料は所得による差がありますが、サービスを受けるための負担は定率(通常1割
負担)となります。これを応益負担といいます。(従来の福祉は所得に応じて負担額が
変わる「応能負担」。)
保険方式には大きく分けて私保険と社会保険があります。
私保険は、生命保険のように保険者は会社等であり、任意であり契約によって加入しま
す。一方、社会保険は、強制加入であり、一定の条件(問題4の解説を参照)さえ揃え
ば加入の意思にかかわらず被保険者となります。
第2号被保険者は加齢による原因であることが保険給付の条件となりますが、第1号
被保険者に関しては条件はありません。
介護保険は社会保険であり保険事故は要介護状態になること、あるいは要介護状態
となる恐れがあること(要支援状態)です。
また、その狙いとしては、
在宅での介護を重視する。
多様な事業者で多様なサービスを提供する。
利用者自らがサービスを選択する。(利用者本位)
介護支援専門員が利用者の自己決定を援助する。
保険者を市町村とし、地方分権化を進める。
医療費の抑制と効果的な医療の提供を図る。(社会的入院の抑制)
など、いろいろあります。
★介護保険法の1条から6条をじっくり読んでおきましょう。
