汕頭


仕事で中国の汕頭に行ってきたので、写真を載せてみました。
汕頭は香港より海岸沿いに飛行機で1時間ほど北上した所で、かなり暑かった。
行きは香港まで飛行機で、そこからバスで上水に入り、そこから電車でシンセンに行き、そこからバスで4時間。
帰りは、汕頭空港から香港まで行き、香港で7時間の乗り継ぎ待ち、それから福岡へ。
行きも帰りもどちらも12時間。遠かった(^_^;)
今回は会社とホテルの行き来ばかりで、あまり出歩かなかったので、面白い写真はありませんが、まぁ記念と言う事で。


ここが最初に泊まったホテル。
汕頭帝豪酒店(5星)
33階建ての立派な建物でした。
ホテルのロビー。
かなり広くてゴージャスでしたが、細かい所は中国の造りって感じですかね(笑)
ここの地下のレストランがなかなか美味でした。
お陰で太った(^_^;)
部屋の中。
広いし、一見綺麗なのですが、よく見ると所々汚かったりします。
部屋から見た風景。
道路はほとんど片側4車線+バイク用2車線で、12車線くらいあります。
でも、ほとんどの交差点に信号がない(^_^;)
朝のラッシュの交差点は凄いです。
よくもまぁぶつからないもんだと感心してしまう。
これは汕頭駅。
通るだけで行っては無いけど、広くて豪華。
近所にあるスーパーで、コストコみたいに豪快に何でも売ってある。
ちなみに大画面はリアプロが主流で1万元〜3万元(13万円から40万くらい)、DVDプレーヤーは安いものでも700元(9000円くらい)なので、日本と変わらないけど、給料体系から考えるとかなり高いかな。
ここが1日だけ泊まったホテル。
大海湾大酒店(5星)
町の中心(?)にあるけど、少し格が落ちた。
部屋の中。
今度はツインになってしまって、ベッドが狭かった。
ホテル内のレストランも不味くて、100元もしたし。
ただ、ここは部屋に果物があったのが嬉しかった。
部屋から見た風景。
貧富の差を感じる風景でした。
高層ビルの合間に倒れそうなビルが沢山。
汕頭国際空港。
国際空港なのに、出発のロビーに1時間前に着いても誰も居ないし、電気も点いてない。
ホントに大丈夫か?と不安になりました。
民間機はほとんどいないのに、戦闘機が沢山ならんでた。
今回は2週間ほど行ってきましたが、仕事中日本語を話すのは、その日の最後のミーティングに通訳を通して話すぐらい。
ほとんどの時間は、現地の会社の女の子(17歳〜20歳)5.6人に色々と教えながらの日々だったので、中国語三昧(笑)
皆若いから、一方的に怒涛の如く話まくるから大変でした。
彼女達は中国の北部(電車で27時間とか言ってた)から来て、寮に住んでいるらしい。
今年に入っての休みは、正月だけで、次の休みは来年らしい。
しかも毎日8時から21時まで働いている。それで月に700元(9000円くらい)らしい。
でも、皆明るく、純心で、一生懸命でした。
最初は何を言ってるかわからないし、指示しても伝わらないから、身振り手振りで「ダンス・ウィズ・ウルブス」のような感じで、徐々に伝わったような感じです。
彼女らは皆若いので、日本の漢字を書いても、今の中国の略字みたいな漢字を認識してくれないので、逆に向こうが書いた漢字をこっちが当てる(笑)しかなかった。
でも、ノートに何十枚も書いたり、発音を練習したりするうちに、なんとか伝わってきました。
まぁ、2週間やそこらでわかるように生易しいものではないのですが、1日中その子達と話してると、伝わるものです。
最後の方は、こちらが中国語で支持すると、彼女達が日本語で応えるような状況になって、楽しかった。
最後の日は、皆働かなくなって「ごんぞー!」(仕事!)って言っても反抗するので、何故かと聞くと、これが終わったら私が日本に帰るから協力しないって。
今にも泣き出しそうな顔で、首を横に振るので、思わず目頭が熱くなって泣きそうでした。
なんか女子高の先生にでもなった気分(^^ゞ
次はいつ来るのか?って何度も聞かれて、答えられなかった。
帰国はしたかったけど、この工場には居たかった。
自宅から通えるなら、ここが居心地はよかったという感じでした。
ただ、ちょっと心残りは、奥さんの写真を見せてってせがまれた時に、そんな写真は持ってなかったので、携帯の待受け画面の松嶋菜々子を見せてそのまま「冗談だよ」って言い忘れてきた事(笑)
写真を見た彼女達は皆、「おーーー」って驚いてたし(笑)
まぁ、暑かったし、移動は大変でしたが、料理も美味しくて、実のある出張でした。

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